最近のジャニーズのアンコールの話
4年前に初めてセクゾのコンサートに参加した時、衝撃を受けた。
アンコールが一回しかなかったのだ。
私はV6のコンサートに10年ほど通っている。
V6のコンサートは、ダブルアンコールまでが通常で、オーラスはトリプル……というのが定番となっている。それに慣れていたために一回で終了するアンコールに戸惑った。なんでみんな帰り支度するの!?まだあるじゃん!って思ってた。
その時は、マリウスくんが幼いから早く帰らないといけないのかも…なんて考えたりして。
それから何度かセクゾやジャニスト、Jr.のコンサートに参加したけど、どれもアンコールは一回で終了だった。(一応注釈しておくと私はDDではない。それぞれに担当がいる)
そこで「アンコールは一回で終了することが普通になっている」と気づいた。
アンコールが減ったからといってファンの子たちの貪欲さがなくなったのかって言われたら違う気がする。
ファンの子たち、昔に比べてうちわに書く内容や装飾に工夫を凝らしてなんとかファンサをもらおうとしていたり(「勝利くん、ぼんじり好き?」って書かれたうちわを見たとき三度見した。勝利くんじゃなくて私が。)、うちわの持ち込みが禁止になった現場でも諦めずにキンブレに自担の名前印刷したフィルム入れてアピールしたり、自分だけのファンサをもらおうとするさまは(その結果が「スペシャルハート」大流行である。)外野から見るとだいぶ貪欲に映る。
だから彼女たちは、貪欲さが無いわけじゃなくて知らないだけなんだろうなって思った。
そんなジャニオタに教えたい。
通常ダブルアンコールはお客さんのコールがなければやらない。
ここから先は、本当にコールがやらなければやらない! そう心に決めている。ハクション大魔王じゃないけど(古い?)せっかく出てきてお呼びじゃなかったらショックだし、帰ろうとしているお客さんが多い場合、タイミング悪く出ていくと、ゲートを出たはずのお客さんが「なにごとか?」と、一気に舞い戻ってきて大変危険だ。だから余程のことでもない限りトリプルアンコールをやることはない。
これは井ノ原快彦さんが「Johnny’s Web」で連載されているブログ『イノなき』(Vol.927 2005年12月12日更新のブログ)から引用した文である。
これを読むとわかるがダブルアンコール、普通に頑張って呼んだら来てくれるのである。
お客さんのコールがなければやらないというダブルアンコールだが、V6のファンはこのブログから10年たった今でもダブルアンコールまでしっかり見て帰っている。もちろんオーラスはトリプルアンコールである。
だから若いジャニーズの子たちがダブルアンコールまでで終わらせる必要はないと私は思っている。メンバー全員18歳以上なら尚更だ。
今現在、アンコールは一回だけ、という習慣が出来上がってしまっているので最初は苦労するだろう。でもこんなんSNSで拡散すればいいと思う。ていうかしてほしい。だって私たちは一秒でも長く自担の姿を見ていたい。ダブルアンコールしないなんて正直損だとすら思う。
若い子は順応性が高い。すぐに新しいなにかに切り替えることが得意だと私は考える。花冠が量産型に変わり、生首が生まれて廃れたように。(ダブルアンコは廃れないでほしいけど)
「ダブルアンコールまではあって当然、オーラスはトリプルアンコール」の習慣がみんなに浸透していくことを願っている。
ていうか、私は今後もジャニーズ事務所所属のタレントたちにお世話になる気満々なのでダブルアンコールないの嫌だなって思ってしまう。キラキラしてるみんなを1秒でも多く見たい。
長々書いたが、結局言いたいことは一つである。
みんな積極的にアンコールしていこうぜ!!!!アンコールした分だけ自担に会えるから!!!!!
※余談だが、井ノ原快彦さんは2003年06月1日から2006年2月23日まで1000回ブログを更新した。その内容が一冊の本になって発売されたので、昨年の夏から毎日更新しているらしい中島健人君のブログもいつか書籍化することを願っている。自担の日常をまとめて手元に紙媒体で置いておけるの魅力的。誰か例のハッシュタグで中島君に教えてあげてほしい。